筋肉トレーニングによって得られるもの・・・
●太りにくい体質になれる
生きているだけでエネルギーが消費されることを基礎代謝と言いますが、筋トレでこの基礎代謝を上げることによって、太りにくい体質へと改善できるというメリットがあります。
筋肉は、血流を促進させたりエネルギーを発する源になったりするので、基礎代謝を上げるには筋肉を増やすことがポイントです。
また、加齢とともに筋肉量は自然と低下するため筋トレによって意識的に筋肉量を増やすことは、太りにくい体づくりにつながります。
●姿勢が良くなる
筋トレのなかでも体幹(胴体の支持と動きに関わる筋肉)を鍛えることは、姿勢改善につながります。
人の第一印象は見た目で決まると言われていますが、姿勢が良いとスタイルが良く自信に満ちた印象を与えることができますね。
●肩こりやむくみを軽減できる
筋肉量を増やすことで、血行促進の効果も期待できます。血行が良くなると、女性の悩みとして多い肩こりやむくみを軽減することができるでしょう。
ほかにも、血行が良くなることで美肌にもつながるなど女性に嬉しいメリットが期待できます。
ただし、<やりすぎは禁物>、、
最初のうちは、筋トレ頻度は週2~3回で十分です。無理をして筋トレをすると、筋肉が修復しないまま疲労だけが蓄積されてしまいます。
長続きさせるには、適度に休息をとりつつ楽しみながら行うことが大切ですね。
★食事の基本は5大栄養素
筋肉はタンパク質からできているので、食事ではタンパク質だけを摂っていればよいかというと、そうではありません。
食事の基本は、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をバランスよく取り入れることにあります。
糖質は主にごはんやパン、麺類など炭水化物が体内に入り、合成されます。糖質は筋肉生成を促進し、元からある筋肉が運動で分解されないように阻止する働きがあります。
そして脂質は、過剰摂取するともちろん肥満の原因になりますが、適度に摂取することで筋トレのエネルギー源となる、ホルモン生成を促すなどの作用があります。
ビタミンは体調を整え、ミネラルは貧血を防止するなど健康的な体作りには欠かせません。
また、空腹状態を長引かせないことが大事です。
空腹状態になると血糖値が下降し、体が飢餓状態に陥ります。外から栄養が入ってこないので、体内にある筋肉を分解して、エネルギーを得ようと作用します。
つまり空腹状態が長時間続いてしまうとせっかく鍛えた筋肉がどんどん減ってしまい、かつ血糖値が上昇します。
血糖値の上昇を防ぎ、かつ筋トレ効果を損なわず高めるには、空腹状態を長引かせず満腹状態を避けることが大切です。
今回のお話をふまえながら、健康なメリハリボディを目指していきましょう♪