秋の気圧変化と対策

 

最近気象や気圧の変化で身体がだるい、頭痛がつらいなどのお悩みを聞くことが多いです。

今回は気圧の変化についてお話ししていきます。
気圧とは簡単に言うと空気による圧力のことです。大気の状態によって上下します。
人間はどこでその気圧の変化を感じ取っているかというと、内耳(ないじ)という耳の奥にある器官になります。内耳はセンサーのような役割をしていて、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えます。
この自律神経のバランスが気圧により乱れてしまい、身体に不調が起こります。

自律神経とは、、
自律神経には二種類あります。

・交感神経 
仕事をしている時などは主に交感神経が働く。
・副交感神経 リラックスしている時などには主に副交感神経が働く。

この二つが普段の生活の中でバランスをとっています。
近年では気圧変化の影響のほか、現代人はずっと緊張やストレスが強いられる生活をしている関係で、この交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない人が増えています。

気圧による自律神経の乱れで起こりうること、、

気象病の症状は主に頭痛ですが、
それだけでなく首肩こり、全身倦怠感、めまい、低血圧、不安感、アレルギー、神経痛などさまざまです。

対策法をいくつかご紹介します、、

⚫︎耳のストレッチ
 先程もお伝えした耳の奥にある内耳という部分が大きく関係しているので、耳の周囲の血流を良くすることで予防が期待できます。

① 両方の耳たぶを軽く横に引っ張り、10秒ほどしたら離す。
②両方の耳たぶをゆっくり痛気持ちいいくらいの強さで数回回す。

⚫︎良い姿勢を意識して腹式呼吸
低気圧による体調不良がストレスとなり、呼吸が浅くなりがちです。

お腹に手を添えて、お腹が膨らむのを感じながら3秒息を吸う。
そのまま3秒息を止めたら、お腹と背中がくっつくイメージで
6秒かけて「フゥー」と吐く。これをゆっくりと何度か繰り返します。

⚫︎朝食をしっかりとる
朝食は、寝ている間に下がってしまった体温を上げ、自律神経を整えるのに大きな役割を果たします。欠かさないよう心がけましょう。
ビタミンBやミネラルを摂取することが神経のバランスをとることに効果的です。
また、適度なカフェイン摂取も血管を収縮させる作用があり頭痛を和らげるとされています。 コーヒー、紅茶、緑茶 等


少しでも気圧変化の対策として、役立てれば幸いです♪

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