暑さによる身体の不調


気温が高くなると、屋外と冷房で涼しくなった室内を頻繁に行き来することにより
暑い場所から急に涼しい場所へ移動する。
この大きい気温の変化によって自律神経のコントロールがついてこられずに乱れを起こしてしまいがちです。

★自律神経は気温の変化に順応して、血流や発汗を調節して体温を一定に保つ働きも担っています。

 

この自律神経が乱れると起こる身体の変化とは、、

・代謝が落ちる(体温が低くなる)
・皮膚の新陳代謝が遅くなる
・精神的にイライラしやすくなる
・胃腸の調子が悪くなる
・体がむくむ
眠れない、寝つきが悪い などの症状がでます。

そのままにしておくと暑さに弱い体になってしまうので、夏バテを予防したいのなら、自律神経の乱れにも注目する必要があるといえます。

対策としましては

サラサラの汗を適度にかく
特に涼しい場所でデスクワークをする時間が多い人は、汗をかきません。
汗をあまりかかないと汗腺が働きにくくなり、暑い場所でも汗をかきにくい体質になってしまいます。。

日常生活の中で汗をあまりかかないと感じるなら、1日短時間でもいいので、外気にふれ、自然に汗をかける時間を作りましょう。

【おすすめの方法】
朝9時、夕方16時など日差しが強くない時間帯に外にでる
ランチタイムに近くのコンビニまで散歩がてら少し歩く
早朝にゆっくりと散歩をする  など、簡単にできることでも充分です。
普段運動やトレーニングをしないという人でも、歩くだけで暑い時期はじんわりと汗がかけるのでおすすめです。

汗をかく習慣がついたら水分補給もしっかりと
サラサラの汗で自律神経を整える方法を習慣化させるときに忘れてはいけないのが「水分補給」です。
とくに室内にいる時間が長い人は、のどが乾きにくいので真夏でもあまり水分を摂取しない人も多いのではないでしょうか。

しかし水分の量が少ないと、せっかく散歩などで軽く体を動かしても汗が出にくくなってしまいます。
そのため、まずは1日にどれくらい水分を摂っているのかを意識するようにしてみてください。

水分補給は1日1.5〜2.5リットルを目安に!
夏場などとくに暑い時期の水分補給は、1日1.5〜2.5リットルほどが理想。
お茶やコーヒー、ジュースなどの清涼飲料水はのぞき、水だけでこれぐらいの量を摂取することが大切です。

水分をきちんと摂取すると、気象の変化による体調不良の改善にも期待できます。
また、頭痛などの症状は水分不足が原因となっていることも多く
夏だけに限らず一年中こまめに水分を摂取することで不調対策にもなります。

 

疲労回復に役立つタンパク質を食事でしっかりとる、
夏野菜を意識して取り代謝アップ、
冷房が効いている場所では胃に優しい温かいスープや白湯を飲む 等々

できることから少しずつ生活に取り入れていただき、
夏の疲れによるお身体の改善に役立てればと思います♪

 

関連記事

  1. トレーニングで意識したい!インナーマッスルについて

  2. お正月の食べ過ぎリセット~食事法~

  3. 美ボディ引き締め 脚のトレーニング

  4. 梅雨の時期の浮腫ケアについて

  5. 朝のトレーニングで代謝アップ

  6. 秋の気圧変化と対策