乾燥に負けない 正しいスキンケア


寒くなってきたこの時期はお肌がカサカサする、毎日スキンケアしてるのになぜか乾燥するなど、
お肌の悩みを抱える方も多いです。

乾燥しがちなお肌は、保湿力が低下しています。
保湿力が低下する原因はさまざまありますが、間違ったスキンケアによっても引きおこされることがあります。
これはしわやしみなどさらなる肌トラブルを引き起こす要因になるので、
正しいスキンケア方法 ※特に保湿ケアについて知っておくことが大切です◎

~適切な保湿ケアとは~
肌本来のもつ”潤う力”を活かし、お肌の環境を整えることです。
お肌は、表皮・真皮・皮下組織の3つの層からできています。
どれもお肌の保湿力を担っていますが、
なかでも表皮の最も外側にある角層は肌本来の潤う力に大きく影響しています。

~お肌の保湿力が低下する原因~
・間違ったスキンケア
クレンジングや洗顔時にお肌の汚れを落とそうと擦ると、摩擦によって角層が傷ついてしまいます。
また、スクラブ洗顔や毛穴パック、ピーリングなどを頻繁に行うことでも角層が傷つき、
お肌の水分は徐々に失われてしまうのです。

さらに、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料、熱いお湯、洗顔の回数や頻度によってもお肌は調子を崩してしまいます。
保湿成分や皮脂が洗い流されてしまい、お肌の保湿力が低下してしまうからです。

ターンオーバーの乱れ
お肌はターンオーバーを繰り返すことで、角層細胞の入れ替えを行っています。
新しい細胞に生まれ変わることで、お肌のバリア機能を維持し、保水力を保っています。

しかし食生活の乱れや睡眠不足、血行不良、ストレスなどによってターンオーバーのサイクルが乱れると、
水分を保持できない古い角質細胞がお肌にとどまり、次第に乾燥を招きます。

・紫外線のダメージ
適度な紫外線はビタミンDの生成を促すため健康的に問題ないと言われていますが、
紫外線によって日焼けをすると、角層から水分が失われてしまうためお肌は乾燥してしまいます。

外出する際は、365日日焼け止めは必須です。
紫外線は窓ガラスを透過して屋内にも届くため、
部屋にいても知らないうちに紫外線ダメージを受けています。
窓からの紫外線は約70%が透過すると言われています。

~正しい保湿ケアの方法とは~
ぬるま湯で洗顔する
洗顔でお肌をきれいに保つと、あらゆる肌トラブルの発生を回避できます。
しかし必要以上に皮脂を洗い流してしまうと、お肌の乾燥を助長させてしまいます。

また、洗顔に冷たい水やお湯を使う方がいますが、これも必要以上に皮脂を洗い流すことになり乾燥を招きます。

洗顔後や入浴後は、すぐにスキンケアを開始する
洗顔後や入浴後は時間がたつとともにお肌の水分が失われてしまうため、
できるだけ早くスキンケアを始めましょう。

化粧品は基本量を使う
お肌の状態は日々異なります。スキンケアで使用する化粧品には「基本量」があります。
基本量はとても大切なので、塗りすぎたり少なすぎたりせずに意識してスキンケアアイテムの使用量を守りましょう。
その時の肌の状態に合わせて皮脂が多いから、
暑くてベタつくのが嫌だからと乳液やクリームを使わないのはおすすめできません。


日々の正しいスキンケアが、未来のお肌づくりに繋がっています。
日々のスキンケアを積み重ねることで、季節などの環境要因で左右されない美しいお肌を目指しましょう。

 

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