冬本番に差し掛かってきましたね。
手足が冷えて、お布団に入ってもなかなか寝つけない、目覚めてもお布団から出られない
という方も多いのではないでしょうか。
温かい湯船に浸かってもすぐに湯冷めしたり、靴下を重ね履きしても足先が冷たくなったり
してしまうような末端冷え性の方も多く相談をお受けします。
今回は足の冷え改善についてお話ししていきます。
★現代人にストレッチはとても大切
デスクワークやスマホのチェックなど、現代人は常に何かを覗き込むような前傾姿勢をしています。
この姿勢を日常的にしていると体全身がこわばってしまい、
肩こりや腰痛はもちろん脚までいくはずの血液循環が滞り極度の冷え、内臓の活動にまで影響を及ぼしてしまいます。
そのゆがんだ身体をリセットするのに効果的な1つがストレッチです。
1日使って縮んだカラダをストレッチすることで、本来の姿勢と機能が復活するそうです。
★寝る前のストレッチで末端まで温めましょう
特にお風呂上がり身体が緩んでリラックス状態のときにストレッチを行うと、
血液の巡りが良くなり手足の先まで血流が届きます。
ストレッチにより体の緊張がほぐれて脳がリラックスモードになるとともに
指先まで血液が流れれば、末端の冷え性も解消し入眠もしやすくなります。
自律神経のスイッチがリラックスに切り替わることで、質の良い睡眠をとることができます。
人は体温が下がり始めるときに眠気が高まるので、
眠る前にストレッチをして少し体温を上げ放熱を助けてあげることは寝つきのためにも重要なポイントですね。
簡単なストレッチをいくつかご紹介します。
立った状態で
・足を前後に開き、軽く曲げる。アキレス腱を伸ばすイメージで。
・前足が出ている方へ体をゆっくり傾け、そのまま10秒キープ。これを左右それぞれ行う。
第二の心臓とも言われるふくらはぎ部分を緩めてあげることは、血液循環のためにも良いです。
寝た状態で
・仰向けに寝て、両足を肩幅より大きく開く。
・足の力を抜き、足先をワイパーのように左右に開けたり閉めたりする。これを10秒間、繰り返す。
下半身のむくみに効果的です。
短時間でもいいから毎日続けて筋肉を緩めてあげましょう。
習慣づいてきたら、徐々に時間を延ばすのも◎
これらを習慣化することで
1日の終わりを身体に教えてあげる、寝る前のリズムを作ってあげることも大切です。