この気温差が肩や腰への刺激となり、肩こり・腰痛・神経痛などをひきおこす原因にもなります。
現代だと季節の変わり目だけでなく、冷暖房によって屋内外の気温差が大きくなる時期も同じです。
気温の変化は一種のストレスになり、筋肉に負担をかけます。
すると、筋肉を硬直させる疲労物質(乳酸など)がたまっていきます。硬直した筋肉は、肩や腰にある血管や末梢神経を圧迫します。
また、筋肉が硬直したことで圧迫された血管の中では血液の流れが悪くなり、酸素や栄養素が運ばれにくくなることで疲労物質はさらにたまりやすくなります。
寒暖差疲労を感じやすい方は、、
・温度が一定の環境にいる時間が長い
・季節の変わり目は体調を崩すことがある
・寒い場所から暖かい場所に移動すると顔がほてりやすい
・代謝が悪くむくみやすい
・手足など体の一部が冷たく感じることがある
・寝付きや寝起きが悪い
・湯船に入って体の芯から温まるまで時間がかかる
・PCやスマートフォンの使用時間が長い(1日平均3時間以上)
・肩こり、首こりがある など
これらに複数当てはまる方は寒暖差のせいで疲れや凝りを感じているサインです。
対策としましては、、
●気温差を小さくする
コロナ禍で換気の機会も多いと思いますが、部屋が寒くなった時に対応できるよう
上着を1枚用意しておくといいです。
・入浴
体を温め、疲れを回復するために入浴は効果的です。
38℃~40℃のぬるめのお湯に、10分~15分程浸かるようにしましょう。
●耳たぶストレッチ
これをすることで、血流がよくなり、自律神経を整える効果が期待できます。
やり方は、耳たぶの少し上を水平方向に5~10秒引っ張って、離すを数回繰り返したり、
耳を上下に動かしたりしてほぐしていきましょう。
季節の変わり目は、何かと体の不調が出てくる時期です。
入浴方法や寝具なども身近なことを少し見直してみるだけで、体への負担や眠りの質が改善が期待できます。
まずは、できることから少しずつ取り入れてみましょう♪