温活法~お風呂編~寒さに打ち勝つ


暖房の温度をあげても手足末端の冷えで悩んでいる、、お家でポカポカになれるヒントをお伝えできたらと思います。

・まず、どうして「冷え性」になるのか
冷えは血行不良が原因と言われています。
その次にポイントとなる「自律神経」。自律神経には交感神経と副交感神経があり、運動不足で筋力低下、仕事などでパソコン作業が多くずっと動かないなど、その他強いストレスが続くと交感神経が優位になり、自立神経が乱れます。
すると手足の血管が収縮し血流の流れがとどこおり、体の末端に冷えを感じます。冷え症は生活環境も大きな影響を与えることがわかっています。

また、理想の平熱は「36.5℃」とされていますが、最近では35度代の人が増えてきています。そんなことから、冷えは女性のみならず男性でも悩んでいることが多いようです。
年齢を重ねると慢性的な冷えへと変わってしまうので、早くからの対策をしていきましょう。

 

~お風呂で温活~
睡眠の入る際、深部の体温が下がることで眠くなってきます。
しかし、冷え症の方は体が冷えている状態なので、体がこれ以上体温を下げないようにと、深部の体温が下がりづらく、寝つきが悪くなります。
そこで、寝る一時間半前までに肩までお風呂につかってみましょう。
半身浴で長風呂も良いですが、体全体をしっかり温めるには全身浴で肩までつかることが大切です。

気温の低い秋冬は40~41℃くらいのお湯で約20分ほど、春先など気温が高い時期は38~39℃ぐらいのややぬるめのお湯に約15分入ることが効果的とされています。
熱いお湯ですと、表面だけが赤く熱くなるだけで芯まで温まりません。
ややぬるめのお湯にゆったりつかることで、最初にお話しした自律神経の副交感神経が優位になり心身がリラックスします。
お好みの匂いの入浴剤などを使用するとより効果が得られます。
また、入浴後身体や筋肉が温まっている時にストレッチを行うと、より血流循環も良くなり冷え対策につながります。

どうしてもシャワーだけになる日は、身体のリンパが集中している場所をしっかりシャワーで温めましょう。
リンパが集中しているのは主に「手首」「足首」「脇」「足の付け根」「膝の裏」です。

★入浴効果を実感するポイントは、
手足の冷えの変化
眠りつきが良くなったか
靴下なしでも眠れそうか など

ぜひお風呂での温活を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?
また、入浴前後の水分補給も忘れずに行いましょう♪

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