十分な睡眠ができていますか?忙しいとついつい夜更かしして頑張りすぎてしまう・・・そんな状態が続くと、リラックスしづらく常に交感神経優位の状態になりがち。眠りたくても寝付けない、眠りが浅いという状態になります。
この記事をご覧いただいたことをきっかけに、ぜひ日頃の睡眠について見直してみてください(^^)/
良質な睡眠のメリット
- 心身の疲労回復
- 成長ホルモン分泌
- 免疫力の向上
- 記憶定着・整理
- 肥満防止
- 精神安定
などが挙げられます。
当たり前のようにも感じますが、日常生活を元気に過ごすためには欠かせないものです。たった一日睡眠時間を削ってしまったり、ぐっすり眠れないだけで調子が優れず重だるくなるのは、睡眠が日常の「当たり前」を支えてくれているからなんです。
睡眠不足、睡眠の質が低下すると
夜更かしによる睡眠不足や眠りが浅い状態が続くと、交感神経優位の「緊張型睡眠」になり、いくら寝てもスッキリしなかったり、心身ともに疲れが取れません。その為、日中のパフォーマンスが下がり、自律神経を乱してしまいます。
また、睡眠不足は肌にも大きく影響します。睡眠中に分泌される【成長ホルモン】が不足することで、肌のターンオーバーが正常に行われなくなってしまいます。日中受けた紫外線ダメージを修復しきれずメラニン色素が肌に残り続けることになるため、シミやくすみに繋がります。古い角質が肌表面に停滞することで、ごわつきや乾燥も招いたり、吹出物ができやすい状態になります。
睡眠の質向上のために出来ること
睡眠時間の確保
まずは一日のリズムを見直すこと。前述したように、睡眠の質によって日中のパフォーマンスが左右されてしまいます。そのことを思えば、忙しい時ほど睡眠を取らなければベストな状態ではいられないんです。逆に、睡眠時間を確保できれば、一日のリズムを崩さずパワフルに活動できるようになります。
適正な睡眠時間を取る
睡眠は長すぎても短すぎてもよくありません。年齢に応じて必要な睡眠時間が変わるという研究が発表されていますが、成人であれば6~7時間が健康上にも良いそうです。
就寝3時間前までに食事を終える
食べてすぐ寝ると、内臓が活発に働いている状態なので、睡眠の質が低下しやすいです。布団に入る3時間前には食事を終え、内臓を休ませてから就寝しましょう。
入浴は39~40度で15分
その日の疲れをリセットするために入浴は必須。ですが、熱いお湯に浸かったり、長時間の入浴は交感神経が優位になり、眠りを浅くする原因になります。
熱すぎない39~40度のお湯で、10~15分の入浴にすると程よいリラックス状態で眠ることが出来ます。
就寝前のリラックスタイムにラベンダーを嗅ぐ
ラベンダーの香りには“酢酸リナリル”と“リナロール”という方向成分が含まれていて、不安や緊張、イライラを鎮める効果があり、副交感神経優位にすることに優れています。
就寝前に温かいラベンダーティーを飲んだり、ディフューザーでラベンダー精油を芳香させてみましょう。ティッシュに一滴落として枕元に置いておくのもいいですね。
美容の恩恵もたくさんある睡眠。良質な睡眠をとりやすい環境を整えて、夜は疲れをしっかりリセット、日中はパワフルに過ごせる習慣を身に着けていきましょう。